トレーニングをすると何故体脂肪は減るのか?

今回はトレーニングのメリットその②として少し細かくやっていきます!

※以前の記事『トレーニングのメリット』から見てくださいね^^

 

今回のテーマは『トレーニングをすると何故体脂肪が減るのか??』

結論から言うと『筋肉が増えて代謝が上がるから』です^^

って言っても大体の方が知ってますよね。でも不思議な事に色々なネット記事には『ランニング、いわゆる有酸素運動ではリバウンドしやすい』と書かれていませんか??

ランニングでも筋肉は増えるはずなのに、何故??って思った事はありませんか??

 

実は『トレーニング』と『ランニング』では筋肉の種類が違うので、結果的に違いが出てしまうんです。

では、詳しくいきましょう!!

まずランニングでは『遅筋繊維(赤筋)』というものを使います。これはイメージは赤身の魚(マグロ)などと同じで持久力に特化しています。つまり沢山のエネルギーを生み出す力が強いという事です。このエネルギーを作り出しているのが『ミトコンドリア』で、『ブドウ糖』『脂肪酸』を使ってエネルギーを作りだします。しかしここには条件があり『沢山のエネルギーを作る=エネルギーが必要な状況になっている』事が前提なんです。※有酸素運動についてはコチラ

ザックリ言うと『必要がなければ機能しにくい』ということになります。なのでランニングを継続的に行っていれば常時エネルギー消費を行うので問題ないのですが、やめてしまった途端にエネルギー消費を行わなくなるので、結果エネルギーが余ってしまいリバウンドしていくんです!

エネルギー消費に対しては効率もいいですが、あくまでも動く事が前提になっていますね^^

続いてトレーニング。これは『速筋繊維(白筋)』を使います。この筋肉は『ブドウ糖』のみをエネルギー源として消費していくので、爆発的なパワーが出せるのですが、その反面長時間のエネルギー消費は出来ません。蓄えているブドウ糖に限界があるからです。しかしこの『速筋繊維』にはもうひとつの能力がありまして『UCP3』という特殊な酵素を持っています。

この『UCP3』は単独で『脂肪を使って熱を作る』機能がついており、何もしなくても体温のコントロールを体脂肪でおこなっています^^

※UCP1というものもあります。これは褐色脂肪細胞が持っていますよ^^

つまり『じっとしていても熱発生の為に脂肪をエネルギーに変える』機能がオートで働いています!

だから『トレーニングで熱代謝が上がる』なんですね^^

 

まとめます!トレーニングで代謝が上がるとは

『速筋繊維を増やすトレーニング』でないと、効果が出ないってことになりますね!!『有酸素運動』では一時の上昇を見込めますが、継続的には難しいでしょう💦

※別記事『有酸素運動と無酸素運動』も参考に

こういったトレーニング方法のひとつが『レジスタンストレーニング』です^^

ですが当然ウエイトを使ったトレーニングが苦手な方も居てますよね💦そういった方にもからだラボでは何種類もの『速筋繊維を増やすトレーニング』をご提案しています※BFR加圧トレーニング等

運動が苦手な方も安心してお問い合わせくださいね!!

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