理想の体づくりに必要な事【減量しながら筋肉をつける方法】
もっと理想を追求する
前回のお話では
①理想の体づくりに必要な事/体重の落とし方編
②理想の体づくりに必要な事/筋肉のつけ方編
の内容で進めていきました
今回は一番難易度の高い
『③体重を落としつつ、体を引き締める』
この内容でお話していこうと思います
では何故体重を落としながら、体を引き締める事が難しい大きな理由として
①体重を落とすのは、低カロリーの食事が必要になる
②体を引き締めるには、筋肉をつける必要がある
この2点が必要な条件となるからです
この2点は
『相反する作業』となるので難易度がかなり高くなります(例えるなら家を作りながら壊しているのと同じ)
つまり
『①体重を落とす』のは
体を分解する作業で
『②体を引き締める』のは
体を作る(合成する)作業だという事です
ここをもう少し細かく見ていきましょう
①体重を落とすのは、低カロリーの食事が必要になる
体重を落とす為の絶対的ルールは
『消費より摂取を増やさない』です
常に
消費が有利な状態でいる事で、体のエネルギーを無駄使いして
体内にある『糖質や体脂肪』をどんどん消費させていきます
この状況を作り出す事で体重は減っていき、理想の体重に近づいていきます
しかし言い換えれば、
常にエネルギー不足なので当然足りてない部分を
何とかして補わないといけない状況が続いています
そこで
『体内の筋肉を分解する(糖新生)』事で不足しているエネルギーを補ったり
分解に必要な酵素を作ったりします(タンパク質は体内で常にリサイクルされています)
つまりエネルギー不足の状態でいる事で『筋肉が分解され、どんどん筋肉量は減っていく』という事になってしまいます
この部分が
②体を引き締めるには『筋肉をつける』と矛盾してしまうんです
②体を引き締めるには『筋肉をつける』
逆に体を引き締めるには
筋肉をつける作業が必要になります
ここで重要なポイントは
『筋肉がつくと体脂肪もセットでつく』という事です
これは単純な話で、体内のタンパク質を合成して筋肉を作っていくのに
体脂肪も一緒に作ってしまう方が
体にとって楽な作業になるからです
それもそのはずで、あっちは分解こっちは合成みたいな
複雑な反応は体のメカニズムをややこしくしてしまうだけで体にとってのメリットはありません
分解ならどんどん分解!
合成ならガンガン合成!
の、それぞれ一択です(合成する為のエネルギーを取り出す分解はまた別の話)
では、その矛盾をどうやって解決していくか?
『エネルギー不足で起こる筋肉の分解を極力抑える』これが非常に重要になってきます
筋肉の分解には
★『ユビキチン・プロテアソーム系』
★『ミオスタチン』
★『カルパイン系』
★『オートファジー』
という分解システムがあり、体は常に分解方向に働いています
そこで筋肉の分解を防ぐ為に多くの人は
『タンパク質』を摂取する事を考えます
タンパク質を意識して『鶏肉・豚肉・牛肉・魚』を食べる事はとても良い事です
しかし、タンパク質を多く摂取する事で
同時に『脂質』も多く摂取してしまうことになり、
インスリンの分泌も促進してしまいます
そうなると本末転倒となり、体脂肪を落としにくい状況になってしまいます
では、どうするのか?
ここは
サプリメントを使う事を強くおススメします!
特に
『HMB』と『クレアチン』は摂取しておきたいサプリメントです!
両方とも筋肉の分解に働く
『ユビキチン・プロテアソーム』『ミオスタチン』の
働きを抑制し筋肉の分解を抑え込んでくれる働きがあります
こうすれば、
余分なカロリーを摂取せずに筋肉の分解を最小限に抑えつつ
体脂肪の分解をメインに進めていく事が可能になります
当然少しシビアな食事管理も必須になってはきますが
その話はまた後日に!
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