ココアが及ぼす体への効果効能

ココア(カカオ)は体温にどう変化を与えるのか?

ココアは、寒い季節に体を温める飲み物として有名です。
甘くてリッチな味わいだけでなく、薬膳効果も持ち合わせており、体温を上げるのに役立つことが知られています。

ココアに含まれる効果的な成分

ココアは、カカオ豆から作られる飲み物であり、その栄養価は豊富です。特に、カカオに含まれる成分が薬膳的な効果を持っており、古来から滋養強壮に効果が高いことも知られています。例えば、カカオにはストレスを軽減し、幸福感を高める効果があるとされるセロトニン、血流を改善するために役立つマグネシウムが豊富に含まれています。国際】ガーナとコートジボワール、カカオ最低価格を2600米ドルに設定。購入企業側も承諾 | Sustainable Japan

薬膳の観点から見るココア

薬膳の観点から見ると、ココアに含まれるカカオポリフェノールやフラボノイドは、抗酸化物質として知られています。これらの成分は、体内の活性酸素を減らし、細胞を守る働きを持っています。また、血管を拡張し、血流を改善することで、心臓の健康をサポートします。
また、ココアに含まれるテオブロミンは、血管を拡張させる働きがあり、血流を良くすることで体温を上げる効果が期待できます。このため、ココアを飲むことで、体の末端部分の血行が改善され、全身の体温が上がることがあります。※参考記事;ココア・カカオ薬膳効能

ココアの効果と注意点

ココアにはエネルギーを供給する糖分が含まれていますが、適度な量であれば、体温を上げるエネルギー源として利用できます。ただし、糖分の摂り過ぎには注意が必要です。
ココアを飲む際には、品質の良いカカオ豆を使用したものや、砂糖や乳製品などの添加物が少ないものを選ぶと良いでしょう。脱脂ココアは更に保温効果が高いともされています。
さらに、スパイスを加えて薬膳効果を高めることもできます。例えば、シナモンや生姜を加えると、体を温める効果が期待できます。
ココアは、生姜に比べると体温が上昇する速度は速くありませんが、保温効果が高いので時間が経過しても体が冷えにくいという特徴があります
甘くて美味しいだけでなく、薬膳効果や体温を上げる働きがあるので積極的に飲んでみましょう

マシュマロココア|レシピ|エスビー食品株式会社

その他の体温上昇効果の高い飲み物

  1. 生姜湯(しょうがゆ): 生姜はジンゲロールという成分を含んでおり、体を温める作用や血行を促進する効果があります。生姜湯は生姜の根を使い、お湯で煮出すことで生姜の成分を溶かし出します。生姜を薄くスライスするか、すりおろして熱湯に入れ、数分間煮出します。レモンを加えるとビタミンCがプラスされ、免疫もサポートします。ハチミツを入れることで風味も良くなります。

  2. シナモンティー: シナモンは体を温める作用や血糖値を安定させる効果があります。シナモンティーは、シナモンスティックまたはシナモンパウダーを熱湯に浸して数分間淹れます。シナモンの成分が熱湯に移り、温かい飲み物として体を温めます。シナモンには抗酸化作用もあり、健康にも良いです。

  3. ターメリックラテ: ターメリックにはクルクミンという成分が含まれており、炎症を抑える効果や体を温める効果があります。ターメリックラテは、ターメリックパウダーを牛乳やアーモンドミルクに加え、温めます。クルクミンは脂溶性のため、牛乳と一緒に摂ることで効果的に吸収されます。シナモンやハチミツを加えると風味が増し、体を温めながら美味しく楽しめます。

これらの飲み物は、その成分によって体温を上げるだけでなく、免疫力を高めたり、健康をサポートしたりする効果も持っています。毎日の生活に取り入れることで、寒い季節でも温かく健康的に過ごせます。

これらの食材をふんだんに取り入れて、体温をしっかりキープして寒さ対策をする事で、体調管理をしていきましょう!体が冷えると『代謝システム』が機能しにくくなる為、体にとっては非常にマイナスです。詳しくは『基礎代謝のメカニズム』をご覧ください

もちろんトレーニングも効果的!時間は少しかかりますが筋肉量が増えれば体温を上げるシステムの働きが活発になります。『筋肉をつける習慣』もよろしければどうぞ💁

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