有酸素運動と聞けば、『ウォーキングやランニング』を思い浮かべるのではないでしょうか??
ダイエットをしていく時などにウォーキングを取り入れたりすると思います。
ですが、『有酸素運動を続けると痩せにくい』とか言われる事がよく見つけられます。これは何故なのか??を解決していきましょう!!
まず『有酸素運動を続けると痩せにくい』は本当なのか??
A.本当です
ただし!
ウエイトトレーニングと併用することで痩せにくいは改善できます!
では、何故痩せにくいのか??
体は、常にエネルギーを発生させて動いています。そのエネルギーを発生させる方法が
『有酸素代謝』と『無酸素代謝』と言われるものになります。(※代謝について)
無酸素代謝とは『ブドウ糖(グルコース)』を使ったエネルギーの取り出し反応の事で細胞の中で反応が起こります。
『エネルギー発生が早く、代謝物として乳酸を発生させ、酸素を必要としない』という特徴があります。
そして大きなポイントは『無酸素代謝は上限が決まっている』事です。つまり、トレーニングを続けていても代謝する能力自体は変化しません(筋肉量が増える事で容量の変化はあります)※筋肉の増加をcheck
対して『有酸素代謝』は『酸素を使った反応』の事で、細胞内の特殊な機関『ミトコンドリア』でエネルギーを発生させます。
『多量のエネルギーを持続的に作り出すことが可能で、酸素が必要で体内の水素をやり取りすることでエネルギーを発生させ、水と二酸化炭素を排泄する』という特徴があります。
そしてこの『ミトコンドリア』は増やせる事が出来る!ここが一番の違いですね。
つまり上限が無いのです。(これが有酸素は練習あるのみの理由ですね)
上限が無くて、ミトコンドリアが増えるならエネルギー大量発生させて『めっちゃお得!』みたいなイメージを持たれるかもしれませんが、ここが落とし穴…
日常生活では、大量にかつ持続的にエネルギーが必要な状況はほぼありません。
ランニングなどは持続的にエネルギーが必要で、続けるとミトコンドリアの量も増えていきます。
すると、ある日ランニングをやめた場合に『今まで必要だったエネルギーが要らなくなる』事になります。
そして、いつもと同じように食事(エネルギー摂取)を行えば、大量発生させていたエネルギーは行き場を失っているので、体の中で蓄えられることになってしまいます。
結果、太りやすくなるという事になります。(有酸素を続けていれば問題ないですが、やめると太りやすくなっているって事ですね)
いかがでしょうか^^
決して有酸素がダメってわけではなく、やめるとダメですよ!って事ですね
トレーニングで筋肉を増やすと、有酸素にはない恩恵が沢山あります(※筋肉のメリット)
有酸素だけを頑張って不安な方は、一度トレーニングをしてみてはいかがでしょうか^^